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政府の備蓄米説明会に200人 農水省、放出へ手続き開始

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 農水省の担当者が入札参加の条件を説明。オンラインを中心に約200人が出席を申し込み、入札に意欲を示した。江藤拓農相が14日に最大21万トンの放出を表明しており、具体的な手続きが始まった。
 説明会に来た業者からは「放出の判断を評価したい」との声が聞かれた。「業務用向けに不足しており、早急に手に入れたい」と期待も。一方、備蓄米の質と量が需要と見合うかどうか懸念する業者もいた。3月初旬に予定の入札を経て3月下旬にもスーパーなどの店頭に並ぶ見通し。政府は価格抑制を狙う。
 政府が保管する備蓄米数量は91万トンで、2割超を放出する計算になる。まず3月半ばに業者へ15万トンを引き渡し、2回目以降は流通状況を調査して数量や時期を判断する。現在売られている24年産米を中心とし、23年産米も加える。
 入札に参加できるのは年間の玄米仕入れ量が5千トン以上の大手で、農水省は対象を90業者程度とみている。
(c)KYODONEWS


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