農作物種子法廃止、再び合憲判断 東京高裁、農家らの訴え退ける
増田稔裁判長は、種子法は食糧に関する権利を具体的に規定したものとは言えず、廃止によって憲法上保障された権利が侵害されたとは言えないと指摘した。 判決などによると、種子法は戦後の食糧増産のため1952年に制定。民間の活力を利用する目的で2018年4月に廃止された。 (c)KYODONEWS
View Article竹とわらで作る、家庭菜園向け踏み込み温床【DIY的半農生活Vol.19】
早春に夏野菜の苗を育てるには 氷点下の寒い朝が続いている。それでも日中は15℃近くまで気温が上がる日もあり、風がなければポカポカとしてかなり暖かい。この時期にそれなりの雪が降ったのはもう7年も前だ。子どもたちが庭で雪だるまを作っている写真を見てそれがわかった。かつては、毎年1回はそんな雪の日があった気がするのだが、その年以来、子どもが興奮するような雪が降る年はない。...
View Articleこぼれ種で無限増殖するオススメ野菜5選【畑は小さな大自然vol.110】
野菜のこぼれ種栽培とは? 大根を収穫せず畑にそのまま残しておくと花が咲いて種ができる 通常、野菜は種がつく前に全て収穫してしまうか、処分してしまうことがほとんどです。しかし、花が咲いて種が落ちるまで畑に残しておくと、その株から種が落ち、翌年にまたその野菜が芽吹くことがあります。これがこぼれ種です。...
View Article逆境の度に前に進む!個性の強いヨーロッパ野菜を独自の販売方法で飲食店へ
肉厚で味が濃い、希少品種を含む色とりどりの品種数、日持ちが良い!3拍子そろった料理人が惚れ込む洋野菜 淀屋橋オドナマルシェのGreenGroove(グリーングルーヴ)の店舗 大阪府和泉市の標高約400mの山中にGreenGrooveのハウスがある。2.5反のハウスで約30種類の洋野菜を栽培しており、この他3反弱のハウスは肥料配合実験や新たな野菜の試験栽培などに活用している。...
View ArticleIPMは都市型農業と相性が良い!? 川崎、横浜で普及する地域と調和した梨作り
多摩川の畔で4代にわたり果樹を作り続ける 梨の生産量は全国的に減少傾向にあり、それは神奈川県でも変わらない。それでも同県川崎市では、IPMを取り入れる生産者が増えている。その先駆者が、川崎市多摩区で白井果樹園を営む白井正壽(しらい・まさとし)さんだ。 梨の生育具合を確認する白井さん...
View Article25年コメ生産、29道県で増加 異例判断、価格高騰回避も
昨夏の品薄や民間在庫の低迷が後押しとなり、増産へとかじを切る産地が相次いだ。25年産の流通量が増えれば、さらなる価格高騰は回避される可能性もある。人口減で長期的なコメの需要は減少傾向にある中、多くの産地が異例の判断をした形だ。 減少は9県にとどまった。...
View Article中国、農業のAI活用加速 食料安全保障を強化
習近平指導部が産業高度化のために重視する、ハイテクを駆使した「新たな質の生産力」の展開を農業分野にも広げる。 今年の農業・農村分野の発展方針に盛り込んだ。「農業強国」の実現に向けて科学技術やイノベーションを活用すると明記。コメや小麦など主要穀物を中心とした重要農産物の供給能力を高めるため、AIやスマート化技術などの活用を進めるとした。...
View Article11年連続増収を支えた人材戦略! 農業ベンチャーのユニークな研修制度
サツマイモに特化して11年連続増収 120人が働く農業ベンチャー くしまアオイファームは宮崎県でサツマイモに特化しながら、栽培・加工・販売を行う農業法人です。特筆すべきは、その成長スピード。2013年に法人化し、14年に4600万円だった売上高が、直近の24年には25億円となっています。...
View Article【ビジネス部門 最優秀賞】トイメディカル株式会社 受賞者インタビュー|令和6年度/未来を創る!フードテックビジネスコンテスト
減塩に代わる新提案、ポジティブに塩分をなかったことにする 「多くの皆さんがユニークで素晴らしいプレゼンをされる中で、今回優勝することができ、大変嬉しく思っています。皆さんと一緒にフードテックをさらに盛り上げていければと思います」と、最優秀賞の喜びを語る株式会社トイメディカルの竹下英徳さん(同社代表取締役)。...
View Article【個人部門 最優秀賞】渡邊尋思 受賞者インタビュー|令和6年度/未来を創る!フードテックビジネスコンテスト
精進料理をファストフードに革新、湯葉で健康とおいしさ両立 「サポートしていただいた家族や出資先への恩返しができて、率直に嬉しいです」と個人部門の最優秀賞に輝いた喜びを語る渡邊尋思さん。事業開発に専念するため、半年前に勤めていた会社を退職。「今後、法人化してビジネス部門でも勝てるように精進します」と抱負を述べました。...
View Article【ビジネス部門 優秀賞】株式会社クールイノベーション 受賞者インタビュー|令和6年度/未来を創る!フードテックビジネスコンテスト
鮮度保持技術でコールドチェーン構築、食料流通の課題に挑む 「他の方々のプレゼンやピッチを聞いてすごく面白い会社がたくさんあると感じた中で、当社を選んでいただけたことがありがたいです」。株式会社クールイノベーションの田山貴教さんは、受賞の喜びをこう語りました。...
View Article【ビジネス部門 優秀賞】fabula株式会社 受賞者インタビュー|令和6年度/未来を創る!フードテックビジネスコンテスト
食品廃棄物のアップサイクル素材でプロダクトを価値化する 「食品を作らない我々の取り組みはフードテックに括られにくい分野ですが、こうした場で評価していただけるのは非常に貴重で大変ありがたいことです」と語るのは、ビジネス部門で優秀賞を受賞した株式会社fabula(ファーブラ)の町田紘太さん(同社代表取締役CEO)です。...
View Article【個人部門 優秀賞】新潟大学 受賞者インタビュー|令和6年度/未来を創る!フードテックビジネスコンテスト
フードロスと災害時の課題を一挙に解決、新潟大生がゼミで商品開発...
View Article【オーディエンス賞】株式会社ファーメンステーション 受賞者インタビュー|令和6年度/未来を創る!フードテックビジネスコンテスト
未利用資源を価値ある資源へ、発酵技術で変化と驚きを創造する 「オーディエンス賞に選ばれたことはとても嬉しいです。私たちの新しいチャレンジを一般マーケットに近い会場の皆さまが面白いと評価してくださったことは、大きな励みになります」。株式会社ファーメンステーションの酒井里奈さん(同社代表取締役)は、満面の笑みで受賞の喜びを語りました。...
View Article【マンガ】かけだし農家の奮闘記《第41話》ここがヘンだよ田舎の農業
【第41話】農村あるある4選 ※※※毎月7のつく日に更新!(7日、17日、27日更新予定)※※※ お楽しみに!
View Articleウリハムシとは? 特徴や発生しやすい時期、防除方法まで、農家が詳しく解説
ウリハムシの生態と特徴 ウリハムシは、ウリ科の作物に大きな被害を与える害虫です。成虫は黄褐色で、体長は7~9ミリほど。頭部と前胸部は光沢のある橙黄色で、上翅(じょうし)はややくすんだ黄褐色をしています。老齢幼虫は約10ミリで、やや黄色がかった白色の細長い円筒状をしています。...
View Article2030年までに使用量を倍増 農水省が「ふん」資源に注目するワケ
リン酸の製造が自然破壊になるとの認識が世界で拡大 2022年ごろから始まった肥料原料価格の高騰。中でも、リン安は他の肥料原料に比べて原料価格の下がり方が緩やかだ。 原料となるリン鉱石は、特定の地域に偏在する。中国とモロッコ、エジプトの三カ国で、世界の経済的に採掘できる埋蔵量の約8割を占める。2024年の産出量をみると、中国が46%、モロッコが13%、アメリカが8%と続く。...
View Articleタバコガ・オオタバコガとは? 特徴から防除方法まで、農家が詳しく解説
タバコガ・オオタバコガの生態と特徴 タバコガとオオタバコガはチョウ目の虫で、多くの野菜や花き類に被害を与える害虫です。特にオオタバコガは1994年頃から発生が増加しています。...
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